パロマ 2019
国:France (フランス)
地域:Loire (ロワール)
品種:Grolleau (グロロー) 2/3
Gamay (ガメイ) 1/3
タイプ:Red (赤)
SO2:無添加
度数:13%
インポータコメント
すみれを連想させるきれいな紫色。
濃さは中程度です。
ブルーベリー、カシス、アセロラ、バラのような華やかな香り。
奥に甘酸っぱさを感じます。
八角のようなスパイシー感、シルキーなタンニン。
柑橘を思わせる程よい苦味を纏った酸味。
バランスよくフルーティーでジューシー。
トマトスパゲッティや軽めの煮込みなどトマトを使った料理と相性良さそうです!
■生産者
Damien Bureau (ダミアン・ビュロー)
本拠地:フランス・ロワール
最近若手生産者のホットスポットとして注目されているロワール・アンジュ地区周辺。
安価な土地代とバラエティー豊かな品種、そして素晴らしいワインを造る先人達に魅了されワイン造りを始め、そしていきなりびっくりするくらいの美味しいワインを造ってしまう若者が出現しています。
ダミアン・ビュローもそのうちの一人です。
アンジュ近くのサン・ランベールという小さな町の生まれで旧グリオットのセバスチャンとも幼馴染!若い頃よりワイン造りには深い興味を持っていました。
2006年頃に遊び感覚で初めて少量のペティヤンを造ったのが始まりで毎年ほんの小さな区画を買い足してきました。
現在は3haの畑を所有しています。
しばらくは自身のワイン造りだけでは生計を立てることはできず、他のドメーヌでアルバイトをしながら理想のワインを追い求てきましたが2014年にようやく自身のワイン造りのみに集中できるようになりました。
話口調も穏やかで、一つ一つ丁寧に説明をするその姿はまさに誠実そのもの。
真面目で温厚な雰囲気は彼のワインにもよく表れています。
伸びやかで優しく、生き生きとしていて、華やかな中に素朴さもあり非常に魅力的です。
「揮発酸や強い酵母臭のニュアンスは嫌いだ」とはっきり言い切るほど、綺麗なワイン造りを追及しており、少し揮発が出た自身のワインにも「このスタイルには興味がない」とバッサリ。。。
しかしチャレンジすることには意欲的で、新樽香が付かない新樽を探しシュナンブランを熟成させたり、将来的にはアンフォラを使ってワインを醸造する事を考えていたり、美味しいワインが造られる要素しかない!と思えるほどこれからの展開が楽しみな生産者です。