[3040] Kadarka 2021 Vaskapu Kastely / カダルカ 2021 ヴァスカプ・カステリー

3,800円(税込4,180円)

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購入数

カダルカ 2021

  国:Hungary (ハンガリー)
 地域:Balaton (バラトン)
 品種:Cadarca (カダルカ) 95%
    Grenache Noir (グルナッシュ・ノワール) 5%
タイプ:Red (赤)
 栽培:ビオディナミ
 SO2:無添加
 度数:12%

インポータコメント
樹齢:30年
土壌:黄土、粘土
気候:湿潤大陸性気候

2020年9月20日~22日に収穫し、ステンレスタンクで8日間セミカルボニックマセレーション(サンドイッチ状態)。
液循環は1日2回。
全房でバスケットプレスし、木樽とステンレスタンクへ。
約100日発酵が続く。
50%木樽で熟成、50%はファ イバーグラスで熟成。
期間は約1年間。
SO2の添加無し。
ノンフィルターでボトリング。


■生産者
Vaskapu Kastely (ヴァスカプ・カステリー)
本拠地:ハンガリー・バラトン

経歴:
最初は独学でワインを学び、ブダペストのワインバーで働いていました。
ワインにのめり込むようになり、ワイナリーに訪問し、生産者と話をし、彼らから出来る限りたくさんのことを学ぼうとしました。
そして、ワインを題材にしたポッドキャストを親友の生産者のArpad Tomcsanyiと始めたこともあります。
地域のたくさんのナチュラルワイン生産者にインタビューをしました。
2015年に自分自身のワインを造り始め、自分の失敗からたくさんの事を学びました。
その後、ドメーヌ・Vaskapuを購入し、ヴィラーニーでワイン醸造の単位を取得し、私は今、醸造家になりました。
ヨーロッパ中のワイン生産者にもたくさん訪問しました。
25歳のときに自分のワインを造ろうと思いました。

歴史:
私が初代です。
1990年代に設立された小さなワインシャトーのChateau Vaskapuにワイナリーは位置します。
1990年にアルザス人がこの領地を購入し、ぶどうの樹を植え直しました。
2018年に私達がワイナリーとシャトーの新しい所有者になりました。
ここには妻のIbolyaと二人の息子Gaspar と Zsigmondの4人で住んでいます。
2.5Haのぶどう畑をドナウ川に近いモハーチに2.5ha持っております。
モハーチはペーチュ地域(ワインの地域)の一部であり、南ハンガリーのパンノンワイン地域の一部でもあります。
土壌は黄土と粘土で、石灰岩と腐植土が豊富に含まれます。
畑は海抜150m~180m。
ビオデナミ農法ですが、まだ認定はされておりません。
現在申請中で、2022年には認定されることを願っております。
樹齢は約30年で、2022年には1.5haの畑にカダルカ、ケークフランコシュと白品種を増やしたいと思っています。
収量は1.5~2t/Ha。
ケークフランコシュは友人のKatiから購入し、Katiはセクサールド(近くのワイン地区)のハンガリーのデメター組合に属しており、ビオデナミ農家として20年以上働いています。 彼とは5年契約をしております。
これが私達の唯一の買いぶどうです。
スプレー作業以外はすべて手作業で行います。
セラー内では、介入を最小限にする方法をとっており、醸造はできる限りシンプルにするようにしております。
目標は、果実と土壌の自然な個性と表現を最大限に保つことです。

醸造:
収穫後、小さなプラスティックの箱に入れ、手作業で選別。
そしてバスケットプレス。
赤ぶどう品種は全房でサンドウィッチマセレーション(セミカルボニック、除梗、ジュースの層) で、10日から12日間。
白ぶどう品種はダイレクトプレスとセミカルボニックマセレーションの組み合わせ。
発酵は木樽とガラス製のデミジョン(風船型)。
フレンチとハンガリアンの木樽、225L~500L。
最初から最後まで、ワインは動かさない、澱引きしない。
SO2の添加は無しで熟成。
ボトリング前に少し澱引きをし、木樽をブレンドする。
ボトリング時は機械を使用しない。
ジュースの移動にはポンプの使用はしない。

ラベル:
ラベルは私達の古い畑から出来あがるビンテージのスタイルを表現しようとしています。そして、私達のワインを表現するのにレトロ感を出したいとも思っております。
Vaskapuはアペラシオンの名前で、Kastelyはシャトーと言う意味です。
1526年にモハーチの戦いがあり、ハンガリー軍とオスマン・トルコ帝国軍とで会戦があり、このモハーチが私達の居るモハーチです。
伝説では、オスマン・トルコ帝国軍が勝利したあと、地域の首都のペーチュに向かい始めました。
そのときの道がこの場所、今のVaskapuの横にある道です。
そしてVas – kapu(鉄‐門)の名前はここから由来します。
当時のペーチュ大学の400人の生徒が、自身の身体を門のようにし、オスマン・トルコ帝国軍の侵攻を止めようとしたからです。

目指すスタイル:
飲みやすいワインを造ろうとしており、酸としっかりとしたボディの上に、フルーティー、まっすぐであり、フレッシュがあるワイン。

好きな生産者:
Suto Zsolt (strekov 1075), Julie Balagny, Domaine Labet

こだわり:
ビオデナミで、硫黄のスプレーは最小限、銅の使用はしない。
生きた土壌と健康なぶどうの樹を持つ。
生き物の多様性があるぶどう畑。
セラー内では介入は最小限。
温度管理システムは使用しない。
セラーの自然な温度管理のみ。
テロワールのエレガントさと果実味を表現するのが重要です。

将来の目標:
カダルカの畑の横にさらに2Haを増やせば、所有する畑が5haに達します。
これが今もっとも重要と考えています。

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