[3120] Chaos 2021 Simon Busser / カオ 2021 シモン・ビュッセー

3,900円(税込4,290円)

カオ 2021

ラベルに「L22」表記がありますが「2021Vt」です。

  国:France (フランス)
 地域:Cahors (カオール)
 品種:Malbec (マルベック) 80%
    Merlot (メルロー) 20%
タイプ:Red (赤)
 栽培:ビオロジック、ビオディナミ
 度数:13.5%

インポータコメント
やや紫がかった中程度の赤色。
熟したブルーベリーやカシス、レーズンを想わせる果実香に、すみれの花、カルダモンや白胡椒、日向夏、紅茶などの香りが混ざり合い、香りからも冷涼感が感じられます。
しっかりとした色合いですが、瑞々しささえ感じさせる雑味のない清らかなミディアムタッチで、小気味良いシャープな酸を伴い、黒系果実の若々しいニュアンスにアールグレイのような清涼感のある高貴な茶葉の香り、カルダモンなどのスパイスの風味が絡み合い、華やかに口中へと膨らみます。
タンニンは微細で液中に溶け込みしなやかで、アフターに僅かな塩味が感じられキレの良さや締まりを感じさせます。
馴染みやすい若々しい果実感にエレガントな印象が感じられるミディアムスタイルです。


■生産者
Simon Busser (シモン・ビュッセー)
本拠地:フランス・カオール

そんな彼ゆえ、父から譲り受けたぶどう畑は当然ビオロジック栽培。
現在では5haに拡大し、一部でビオディナミも実践している。
2007年に「エコセール」の認証を取得しました。
「産地らしさ」その典型性をワインに表現するには、毎年異なる気候の違いに応じて最高のぶどうを育てること。
ぶどうが最後まで熟成する力があるかどうか。
そういう点も含めて収穫のタイミングがワイン作りにおいて一番重要だと考えています。
「ぶどうがワインになる秘密の通り道がある」のだそう。
収穫の際には、喜び、または歓喜に包まれた雰囲気でぶどうを収穫できると、そのエネルギーがワインの味に影響すると思っています。
(J.M.ブリニョも同じ事を言っています。)
これは言い換えると労を惜しまず仕事をするということであり、心をこめてぶどう作りをすることにつながります。
当然、醸造所での仕事も同じライン上にあります。
シモンの気持ちが皆に伝わるせいか、週末にあわせた3〜4日間の収穫には、家族や友人、その家族が集まって50人前後の人が手伝ってくれる。
バックラベルには、感謝を込めて収穫者の名前を入れています。
蔵の中での仕事は、できるだけ人為的な介入をしないよう、またポンプを使わないように心がけ、酵母は天然酵母を使い、SO2はできるだけ控えたワイン作りをおこなっています。

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