グロビュル・ブラン 2021
国:France (フランス)
地域:Loire (ロワール)
品種:Chenin Blanc (シュナンブラン)
タイプ:White (白)
SO2:無添加
度数:11.5%
インポータコメント
21は雨がちで涼しかった年。
シスト土壌に植わる樹齢47年の樹。
即圧搾後、樽でその年の12月まで発酵熟成。
全ての樽のワインをタンクでブレンドし6か月熟成、何も加えずフィルターにも掛けず瓶詰め。
レモンイエローの綺麗な色調。
レモンやグレープフルーツの爽やかな果実風味が心地よい。
自然な口当たりで黄色果実豊か、しっかりとうま味のある豊かな酸と、その奥に熟成により生まれる複雑な要素を感じる。
余韻に感じるグレープフルーツの皮とミネラルのニュアンスが心地よい。
■生産者
ADRIEN DE MELLO (アドリアン・ド・メロ)
本拠地:フランス・ロワール
ロワールで自然派の動きが一番活発な地域アンジュに、期待の新星が登場した。
その名はアドリアン・ド・メロ!
初めて会ったとき、まだ35歳にも拘わらず並々ならぬ存在感を放っていた男。
彼は2015年、レイヨン川を見下ろす南向きの高台にあるドメーヌ”クロ・ドゥ・レリュ”から3.2haのぶどう畑を譲り受け、自身のワイン造りが始まった。
アドリアンはケベックでのワイン造りを皮切りに、フィリップ・フォールブラックが共同経営するビオディナミ生産者シャトーヌフ・デュ・パプのドメーヌ・デュセニュール、フィリップ・パカレ、その後アメリカと再度ケペックでワイン造りの経験を積んできた。
特にパカレでの経験は大きかったようで、その時自分のやるべき事を発見したという。
アドリアンの畑はシスト土壌の南向き高台に位置しており、昔からビオで栽培されている最高の条件に恵まれている。
そこで、亜硫酸を一切添加しない自然醸造を実践している。
テロワールを映し出すピュアな果実味を最大限表現するワインを生み出したいというアドリアンのこれからが、本当に楽しみだ!