ハナ 2024
国:Japan (日本)
地域:Miyagi (宮城)
品種:Steuben (スチューベン)
タイプ:Red (赤)
度数:11%
造り手コメント
山形県南陽市の 80 歳近くになる農家さん、風間 利信さんのスチューベンをメインに、ネコシリーズリリース当初から変わらず仕立てている hana。
いつも明るく、元気で、陽気な風間さんには、収穫ボランティアさんとも、すぐに仲良くなれる、とても素敵な山形のお父さんです。
ご高齢はものともせず、毎年バージョンアップして育てあげるぶどうと風間さんには、尊敬でしかありません。
そんな風間さんが、2024 年は本当にやってくださいました!!
ラブルスカ種という生食用に作られたスチューベンは、ワイン専用種に比べて、粒が大きいために、なかなか骨格のあるワインにすることが難しいぶどうでもあります。
しかしながら、日本らしさを追求していく中では、淡くて繊細なラブルスカ種のぶどうで、丁寧に育てられ、丁寧に仕立てられたワインは、本当に日本の日常生活に違和感なく溶け込んでいくワインだと思っております。
その分、造りもワイン専用種に比べて、はるかにシビアで繊細さを要します。
これまでは、ネオマスカットやメルローとのブレンドでしたが、今回は、初めてこのスチューベンだけで、とても素晴らしいバランスを表現できたと思っています。
今後も、この方向性で行けたら良いなぁと思っておりますので、ぜひ、みなさま楽しみに お待ちくださいませ。
○味わい さくらんぼ、カモミール、紅茶、葉生姜
○シーン 食事会に持参したり、ゆったりくつろぎたい時に
○温度帯 14°C前後
○グラス 末広がりなブルゴーニュグラス
○お料理 鮎やニシンの南蛮漬け、蒸し鶏、ロールキャベツ
■生産者
Fattoria AL FIORE (ファットリア アルフィオーレ)
本拠地:日本・宮城
私たちは、宮城県川崎町で2015年からワインをつくっている農場=Fattoriaです。
蔵王連邦の麓にあるこの町はとても穏やかで、静かで、心地よい土地です。
畑と田んぼ、山と湖、小さな商店街とあたたかい人々。
訪ねてくださった方々が、この町の良さを感じてくださる時は本当にうれしいです。
「AL FIORE」は、代表の目黒浩敬が2002年仙台市内に開いたイタリアンレストランの名前です。
日本語で「一輪の花」を意味するAL FIOREということばには、
みなさんを魅了する一輪の花が、やがてタネをこぼし、
いつかお花畑のように、もっともっと多くの人々の幸せへと広がるように
という願いが込められています。
私たちのワイナリー「Fattoria AL FIORE」の活動は、レストランから始まった
AL FIOREの次のステージである「お花畑」の基盤をつくる第1歩です。
ワイン造りを通してご縁をいただいた素晴らしい仲間たちの活動を応援(支援)できる存在でありたいと思っています。
2014年、最初の畑を開墾した川崎町安達の周囲は耕作放棄と過疎化が進んでいました。
ここを人が集まる場所にできないだろうか? と考え、農園を開いてぶどうの樹を植え始めました。
志を持ったたくさんの人が集い、
誰もが対等な立場で、自然の恵みをいただきながらものを創造し、
その喜びをさらに多くの人と分かちあう状況をつくる。
この想いが私たちの活動の原点です。