イェマヌエヴァ・ロゼ 2015
国:Spain (スペイン)
地域:La Mancha (ラ・マンチャ)
品種:Tempranillo (テンプラニーリョ)
タイプ:Pink (ロゼ)
土壌:石灰岩
栽培:オーガニック
醸造:収穫は全て小分けで手摘みで行う。 醸造は色素の抽出を1日〜1日半かけて行い、実際に目で頃合いを見図る。その後セニエ法にてステンレスタンクに移し、残りの果房は100リットルの小さなタンクに移し発酵させ、再びステンレスタンクに戻すという、天然酵母での発酵によく見られる「ピエ・デ・クーバ」という方法を用いています。
度数:12.5%
インポータコメント
石灰質土壌由来のハッキリした酸味と、じっくり醸したテンプラニーリョのラズベリーと華やかなブーケ。程よい塩味も感じられる。
■生産者
Bodegas la Tercia (ボデガス・ラ・テルシア)
本拠地:スペイン・ラマンチャ
総栽培面積450,000haの葡萄畑を有するスペインで最大の産地ラ・マンチャのアルカサル・デ・サンファン(Alcazar de San Juan)町に位置する、1920年に設立された家族経営のワイナリーです。
畑は標高600〜650mにあり、アイレンおよびテンプラニーリョを総面積45ha所有しています。
アイレンの樹齢は50年〜110年、フィロキセラの害を免れた自根になります。
1998年よりオーガニック農法を実践。
ラ・マンチャ地方は夏は猛烈な暑さ、乾燥に冬は寒冷の為、適応できる品種が限られており、代表的な白葡萄品種アイレン。
株仕立て(ゴブレ)で枝は最大1mにもおよび、直径で最大2mにもなります。
果実自体は大ぶりで果皮にも厚みがあり、葉が房を覆い隠すように茂り、過酷な気候条件を生き延びる事を可能にしています。
およそ23haあるアイレンの畑の土壌は水捌けの良い砂質で、時折り地中から石灰岩がまばらに顔をだしています。
また、テンプラニーリョの畑は石灰岩の礫が地表を覆っており、夏期の葡萄成熟に一役買っています。葡萄は全て手摘みで行われ、栽培方法もオーガニックです。