アノニムース 2022
国:France (フランス)
地域:Loire (ロワール)
素材:Cinsaut (サンソー) 50%
Vermentino (ヴェルメンティーノ) 25%
Colombard (コロンバール) 25%
タイプ:White (白)、Petillant Naturel (ペティアン・ナチュレル)
栽培:ビオディナミ
SO2:無添加
度数:11%
インポータコメント
ラングドックの石灰と赤粘土土壌に植わるビオ栽培ぶどう。
山風タラモンターヌや海風が絶えず吹く乾燥した地中海性気候。
白と黒ぶどうを即圧搾したものをブレンドし、発酵が始まった果汁を瓶詰めし発酵継続させたペティヤン・ナチュレル。
コラージュもフィルターも掛けず、SO2含め何も加えず瓶詰め。
軽やかなイエローの色調で、泡が立ち昇る。
金木犀の華やかな香りや、カリンのシロップ漬けの風味が上品。
優しい泡の口当たり爽やかで、アロマが口中に広がる。
華やかな果実風味と生き生きとした酸がバランスよい。
ミネラリーでイースティな余韻。
キュヴェ名とラベルは、インターネット上ハッカー実践者のアノニマスに由来する。
■生産者
ANNE PAILLET (アンヌ・パイエ)
本拠地:フランス・ロワール
南仏のぶどうを買ってロワールでワインを造っている女流醸造家。
いったい何者か?と訝しがっていたらこういうことだった。
ビオディナミの本を著し、南米でも栽培指導を行うなど、その道の大家でもある「クリストフ・ボー」のドメーヌ・ボートレにて共同で仕込んだワインをトゥーレーヌにある自身のドメーヌに持ち込んで更に熟成させ、ワインを造っている。
しかもご主人は、あの超自然なワインを醸す「グレゴリー・ルクレール」。
この家には何とあの幻のルメール・フルニエを醸していた「ニコラ・ルナール」が居候しており、彼も自分のワインを造っている。
この女流醸造家の名前は、アンヌ・パイエ。
一体アンヌのワインはどんな味なのか?
それは南仏の豊かな果実味そのままで、ロワールらしい伸びやかな爽やかさが共存している、生き生きしたワイン!
アンヌのロワールドック(ロワール+ラングドック)を、是非とも味わって頂きたい!
全キュヴェSO2無添加。
ある意味、ファンキーなワイン。
アンヌならではのロワール・ドックな世界を、どうぞお楽しみください!
(現在は、ニコラ・ルナールは同居しておりません)