[2640] Printemps 2023 Simon Busser / プランタン 2023 シモン・ビュッセー

3,300円(税込3,630円)

プランタン 2023

  国:France (フランス)
 地域:Cahors (カオール)
 品種:Malbec (マルベック) 80%
    Tannat (タナ) 20%
タイプ:Red (赤)
 栽培:ビオロジック、ビオディナミ
 度数:12.5%

インポータコメント
全房で8日間のマセラシオン。
ステンレスタンクで3ヶ月間の発酵と熟成。

ルビー色。
赤いベリー系の果実やプラム、りんごなどの赤い果皮を持つ熟した果実から放たれるような豊かな果実香に、紅茶、土、ナツメグやクローブなどの華やかさや深みを与える香りがほどよく溶け込みます。
瑞々しささえ想わせる軽快感、それでいて滑らかなテクスチャーで伸びやかに流れ込みます。
赤と黒のベリー系果実が混ざり合うような若々しく芳醇な果実味が大きく広がり、徐々に紅茶のかぐわしい様子が重なっていき複雑性や抑揚を与えます。
雑味のない軽やかな飲み心地でありながら口中に留まる風味は緻密で充実感があり、アフターにかけて熟した赤いプラムやりんごの風味がふわりと抜けて、爽やかでフルーティーな様子が伺える可憐なミディアムスタイルです。


■生産者
Simon Busser (シモン・ビュッセー)
本拠地:フランス・カオール

そんな彼ゆえ、父から譲り受けたぶどう畑は当然ビオロジック栽培。
現在では5haに拡大し、一部でビオディナミも実践している。
2007年に「エコセール」の認証を取得しました。
「産地らしさ」その典型性をワインに表現するには、毎年異なる気候の違いに応じて最高のぶどうを育てること。
ぶどうが最後まで熟成する力があるかどうか。
そういう点も含めて収穫のタイミングがワイン作りにおいて一番重要だと考えています。
「ぶどうがワインになる秘密の通り道がある」のだそう。
収穫の際には、喜び、または歓喜に包まれた雰囲気でぶどうを収穫できると、そのエネルギーがワインの味に影響すると思っています。
(J.M.ブリニョも同じ事を言っています。)
これは言い換えると労を惜しまず仕事をするということであり、心をこめてぶどう作りをすることにつながります。
当然、醸造所での仕事も同じライン上にあります。
シモンの気持ちが皆に伝わるせいか、週末にあわせた3〜4日間の収穫には、家族や友人、その家族が集まって50人前後の人が手伝ってくれる。
バックラベルには、感謝を込めて収穫者の名前を入れています。
蔵の中での仕事は、できるだけ人為的な介入をしないよう、またポンプを使わないように心がけ、酵母は天然酵母を使い、SO2はできるだけ控えたワイン作りをおこなっています。

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