キフキフ 2023
国:France (フランス)
地域:Languedoc (ラングドック)
品種:Sauvignon Blanc (ソーヴィニヨン・ブラン)
タイプ:White (白)
度数:12.5%
インポータコメント
フランス語のスラングで「kif-kif(キフキフ)」は「ほぼ同じ」を意味し、フランス語のの「kiffer(キフェ)」は「好き」を意味します。
最初のミレジムで非常に安定していた為、彼女は2つを組み合わせてこのキュヴェの名前にしました。
ロックモールのドメーヌ・ラ・コスト・デュ・ピュイからの買いブドウ、ソーヴィニヨン・ブランを100%使用し、2022年は半分をマセラシオンさせたが、2023年は収穫後すぐにすべてを空圧式のプレスで圧搾し、8日間の短い発酵期間を経て仕上げた。
ドメーヌ・ラ・コスト・デュ・ピュイはロリータのすぐ近くのドメーヌで、クロ・デ・グリヨンのニコラ・ルノーやマス・デル・ペリエのファビアン・ジューヴも同じドメーヌからブドウを買っていることがあるそう。
2023年のブドウははいい時期に雨が降り、8月の酷暑による影響もなく満足のいく出来だったとのこと。
彼女の友人でもあるアレクサンドル・バンのソーヴィニヨンを彷彿とさせるニュアンスがあり、柑橘系の香りとほのかなハチミツの風味が感じられる。
ソーヴィニョンブランは彼女によって扱いやすい品種で、育っていく過程を見たいので、2026年3月には自分の畑にも植える計画をしている。
■生産者
Lolita Sene (ロリータ・セヌ)
本拠地:フランス・ラングドック
ロリータはまだ若いですが、スター性を秘めた造り手です。
故郷のラングドックを出てパリのクラブなどでイベントの仕事をした後に農業学校で勉強しました。
卒業後はパリとカナダのワインショップ働いていたのですが、ナチュラルワインをお客さんに勧めているうちに、自分でも造ってみたいという気持ちがふつふつと湧き上がってきたと言います。
現在、ラングドックのナチュラルワインシーンで最も注目されている生産者の1人である彼女のワインは、すでにフランス国外でも人気になっています。