ヴィオニエ 2023
他店舗でも販売中の為、完売の場合もございます。
その際は、ご了承ください。
国:Lebanese (レバノン)
地域:Nehla (ナーレ)
品種:Viognier (ヴィオニエ)
タイプ:White (白)
栽培:ビオディナミ、自然農法
度数:12.5%
インポータコメント
樹齢25年のヴィオニエ 100%の白ワイン。
レバノン中東部のシリア国境近くのベッカー高原の標高900mのリヤク地区の深海粘土質の土壌から生まれたヴィオニエ。
手摘みしたヴィオニエをやさしくバスケットプレス。
ステンレスタンク内で発酵が75%程度の段階まで進んだ後、フレンチオーク樽に移す。樽内での発酵完了後、シュール・リー製法で、澱の上で6ヶ月間熟成。
ユニークなアロマを持つ華やかな白ワイン。
アペリティーボとして、またハーブやスパイスを組み合わせたエキゾチックな食事や甘酸っぱいアジア料理と楽しめます。
ヴィオニエの素直な個性とテロワールのフレッシュさを強調したユニークな表現で、フルーティーで爽やかに仕上がっていて、まろやかで骨格があり、チャーミングな白ワイン。
12℃前後の温度でのサーヴがおすすめ。
ワインを呼吸させ、アロマと風味の進化を体験してください。
■生産者
Sept Winery (セプト・ワイナリー)
本拠地:レバノン・ナーレ
5000年のワイン造りの歴史があるレバノンは、世界で最も古いワイン生産地の一つです。
Sept Winery(セプト・ワイナリー)の当主、Maher Herb(マヘル・ハーブ)は、18歳のときにフランスに渡り、リールで計量経済学を学び、パリでデータコンサルタントとしてのキャリアをスタート。
2010年、レバノンで古くから栽培されている土着品種でのワイン醸造を復活させるというミッションを抱き、生まれ故郷のレバノンに戻る。
Sept Wineryは、かつて”中東のパリ”と呼ばれていた首都ベイルートの北西約30kmのナーレに位置し、標高900-1,300mの山の斜面にSept Wineryの自社畑が広がり、山の頂上にワイナリーとマヘルが腕を振るうレストランを構えている。
レバノンのテロワールを紹介したいというマヘルの情熱は、料理への愛情にも通じている。
ワイナリーレストランの「La Table Sept」では、彼のお気に入りの伝統的な山のレシピを新しいアプローチで表現したメニューが提供されている。
2012年、山の斜面にある父から受け継いだ土地に5,000本のブドウの木を植樹し、フランス・ロワールのニコラ・ジョリーから学んだビオディナミと自然農法のガイドラインを厳格に守りながら、土着品種(オベイデ、メルウェ、ジタニなど)やヴィオニエ、カベルネ・ソーヴィニョン、テンプラニーリョなどの国際品種を栽培し、2017年に初ヴィンテージをリリースしている。Sept Wineryは、レバノン国内唯一のビオディナミ・ヴィンヤードでもある。
現在は、ナーレにある自社のビオディナミ・テロワールに加え、土着品種を保護するためにも古くからレバノンの土着品種を栽培しているパートナー農園の栽培管理も担い、栽培を引き継いだりもしている。
紛争が絶えないレバノンでの環境下で、セプトの最も重要なミッションは、レバノンのテロワールのリアルで本物の味を世界に伝えることです。
ワイナリー名の「Sept」はフランス語の「7」で、マヘルが7歳のときに内戦で亡くした父を想い、ワイナリー名としている。