パリア 2022
他店舗でも販売中の為、完売の場合もございます。
その際は、ご了承ください。
国:Italy (イタリア)
地域:Emilia-Romagna (エミリア=ロマーニャ)
品種:Albana di Romagna (アルバーナ・ディ・ロマーニャ)
タイプ:Orange (オレンジ)
度数:13.5%
インポータコメント
ブリジゲッラ地区の丘陵地帯の標高約100-150mで栽培されたエミリア=ロマーニャの土着品種のアルバーナ・ディ・ロマーニャを使用し、コンクリートタンクでマセラシオンしたオレンジワイン。
粘土質の土壌。アルバーナは古代ローマ人がこのエリアに持ち込んだ歴史ある品種。
ピローナ 2022 と少し標高が異なる畑のアルバーナ・ディ・ロマーニャを使用。
8月下旬から9月上旬にかけて手摘みで収穫し、コンクリートタンクで9ヶ月間の長期マセラシオン。
マセラシオンは、最初の5日間の発酵中は一切触れずに自然発酵させ、その後の約9ヶ月間は1日2回のパンチングを実施し、澱と共に熟成。
ボトリングし、さらに12ヶ月間の瓶内熟成。
ハチミツや熟した洋ナシのニュアンス。アルバーナは元々タンニンが豊富な葡萄ですが、澱と一緒に9ヶ月間熟成しているので、深みとコクがあり、複雑で旨味たっぷりに仕上がってます。
クヴェヴリを使用した「ピローナ 2022」と比較してみてください。
ローマーニャ地方のスープ仕立ての郷土料理「パッサテッリ」やスパイスが効いた料理にあいます。
■生産者
Baccagnano (バッカニャーノ)
本拠地:イタリア・ヴェネト
出版業界からワインメーカーへ。
バッカニャーノの当主、マルコ・ゲッツィは出版業界でのキャリアを積み、電子書籍配信プラットフォームの会社を友人と共同で立ち上げ、この会社を数年経営した後に売却。
この会社の撤退(売却)資金を元手に、イタリアで最も美しい村のひとつとして言われている、エミリア=ロマーニャ州のブリジゲッラに畑とワイナリーの購入と改修を行い、2016年にワインの醸造を開始しました。
ぶどう畑は7ヘクタールで、標高は約100〜250mのブリジゲッラの丘にあります。
この地域の土壌は粘土質で、ロマーニャの土着品種の サンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャ、トレッビアーノ・ロマニョーロ、アルバーナ・ディ・ロマーニャを栽培しています。
植樹は2011年から開始しており、バッカニャーノのぶどうの木の樹齢は15〜25年の比較的若木からワインが生まれています。
ワイナリーには宿泊施設も併設しており、ブリジゲッラの自然や伝統を伝えるためにアグリツーリズモも運営しています。
マルコはミラノ近郊の出身で、2013年にブリジゲッラに引越しするまではミラノに住んでいました。
移住する前に、エミリア=ロマーニャやシチリアのワイン生産者の元で経験を積み、現在に至るまで、試行錯誤を繰り返しながら学び続けています。
経験不足は、勉強と出会いと(生産者との)おしゃべりと忍耐で補うようにしているようです。
サンジョヴェーゼ、トレッビアーノ・ロマニョーロ、アルバーナ・ディ・ロマーニャといった、この地域に自生するブドウ品種を、オーガニック・プロトコルに従って栽培しています。
人間を取り囲む自然、そして人間を受け入れてくれる土壌にリスペクトし、ぶどう畑をミツバチに優しい生垣や樹木で包み込み、ぶどうの木と土地をひとつの生きた農業組織として扱うよう努めている。
収穫は手作業で行い、発酵は自然に行い、温度管理は地下の洞窟のように造られた涼しく湿度のあるセラーに任せている。
ワインは優しく濾過された後、それぞれのワインの個性に合わせてキャップ膜を調整しながら、スクリューキャップ付きのブルゴーニュスタイルのボトルにボトリングしています。
「Less is more, nothing is too little. / 少ないことは豊かであり、少なすぎることはない」がマルコのフィロソフィーです。