チリオン 2017
国:USA (アメリカ)
地域:Utah (ユタ)
品種:
タイプ:Orange (オレンジ)
土壌:土壌は岩交じりの礫質砂岩
栽培:ビオロジック
醸造:9/26日に手摘みで収穫開始。
除梗し、卵型ポリエチレンタンクと古木樽に入れ、軽いパンチダウンを1日一度行いながら一次発酵、6ヶ月スキンコンタクト。
そのまま4ヶ月熟成し、瓶詰め前に一度ラッキング。
SO2:無添加
度数:13%
インポータコメント
前ヴィンテージに比較しよりエレガントに仕上がっている。
軽くベイクしたスパイス、アプリコットやオレンジの皮の白い部分の香りやオレガノのようなハーブの香りも。
奥底にクローヴのようなスパイシーさ。
心地よいタンニンも感じられる。
【ワインのラベルに込められた意味】
キュートなユタ州の形のラベルには、動物の死とそれによってうまれた命が表現されている。
死とは、実に、生きる原動力であるという事。
今日生きる全てのものは他の何かの死がなくては存在しない。
それはこの宇宙、惑星、土壌、最終的にはあなたと私の本質である。
■生産者
RUTH LEWANDOWSKI (ルース・ルワンドウスキ)
本拠地:アメリカ・ユタ
造り手:エヴァン・ルワンドウスキ
ユタをこよなく愛するエヴァン・ルワンドウスキ( Evan Levandowski)は、ユタの土壌でワールドクラスのぶどう栽培を夢に、仏 アルザスのビネール(Christian Binner)や南オーストラリアのCape Jaffa Winesを始めとした世界中のナチュラルワインの造り手達の元で経験を積んだ後、2012年春、ユタへ戻り、RUTH
を立ち上げました。
現在はカリフォルニアのFox hill Vineyardsと、家族経営で長い歴史のあるTesta Vineardsでぶどうを栽培し、収穫後、現地でそれぞれの品種とタイミングに合わせた作業を経て、ソルトレイクシティーまで自らトラックで輸送し、最終行程までを自身の醸造場で行っています。
「ナチュラルワインこそが、ぶどうを介したその土地の真の表現」という考えのもと、その土地の持つキャラクターを深く理解した上で、限りなくぶどうのみで作られたワインを造ることに重視してつくられた彼のワインは、Evanのセンス溢れる、ジューシーさとアルコールのバランス抜群な、見た目通りファッショナブルなワインに仕上がっています。
「シャトーブリアン」、「A.T」などに置かれパリでは最も有名なアメリカンナチュラルワインで、米
国でも老舗で話題のナチュラルワインバー ニューヨーク「TEN BELLES」「The Four Horsemen」でサーブされています。
2017年ヴィンテージはすべてサンスフル。