ヴィジィオラミンゴ 2020
国:Italy (イタリア)
地域:Toscana (トスカーナ)
品種:Sangiovese (サンジョヴェーゼ) 65%
Syrah (シラー) 15%
Canaiolo (カナイオーロ)
Schioppettino (チリエジオーロ)
その他 20%
タイプ:Red (赤)
栽培:ビオディナミ
SO2:ボトリング時に必要最低限
度数:12.5%
造り手より
このキュヴェは自然の四大要素の中の『土』を象徴しているワインです。
エチケットのイラストは、トスカーナの田舎に住んでいる老人です。
彼は約 100 歳です。
ヴィジィオラミンゴとは「放浪する悪徳」を意味します。
ワインとは、人間が造った「高貴な悪徳」です。
そして、このワインは異なる区画、異なる土壌のブドウのブレンドで造られています。
このワイン造るために私達は、収穫の際に、区画から区画へと放浪者のようにさまよって、ブドウ(悪徳)を収穫しに行くので、「放浪する悪徳」と命名しました。
■生産者
Manuel Pulcini (マヌエル・プルチーニ)
本拠地:イタリア・トスカーナ
マヌエル・プルチーニはローマ生まれの現在34才。
自然にワイン造りに関心を持ったマヌエルはピサ大学でワイン醸造学の学位を取得。
その後、モンタルチーノのフォンテレンツァなどのビオディナミを実践するトスカーナの幾つかのワイナリーで働き、ビオディナミとナチュラルワイン造りへと惹かれていきました。
トスカーナのルッカ近郊に約2.3ヘクタールの耕作放棄されたブドウ畑を借りて2017年1月に自身のワイナリーを設立しました。
マヌエルが目指したのは、ブドウ畑に新しい生命を吹き込み、現代的醸造学のワイン造りから解放された、自然を尊重したワイン造りのプロジェクトでした。
醸造においては、人為的介入を最小限にし、化学的な技術や人工添加物は一切使わずに、野生酵母による自然な発酵でワイン造りを行っています。
SO2は、ボトリング後のワインのネガティブな反応を避けるために必要最低限のみ添加しています。