ヴィノ・ダ・セーテ NV

  国:Italy (イタリア)
 地域:Veneto (ヴェネト)
 品種:Garganega (ガルガネーガ)
    Malvasia (マルヴァジア)
タイプ:Frizzante (フリッツァンテ)
 土壌:石灰質土壌
 栽培:ビオディナミ
 認証:ユーロリーフ
 度数:10.5%

インポータコメント
ステンレスタンクで醗酵、ステンレスタンクで5カ月熟成。
冬の間、外に放置されたステンレスタンクで熟成された後、春に瓶詰めする際、レチョートを瓶内二次発酵用の糖分(と酵母)として加える。
標高の高いサン・ジョルジオで栽培されたブドウが原料で、シャープな酸が特徴的。
Vino da Sete(喉が渇いたときのワイン(日)=Vin de Soif(仏))の名の通り、フレッシュなハーブ感と果実味を備え、飲み心地が良い。


■生産者
Monte Dall’Ora (モンテ・ダッローラ)
本拠地:イタリア・ヴェネト

ヴァルボリチェッラエリアの中央、カステルロット丘陵に位置するカルロとアレッサンドラの二人が営む蔵元。
1995 年、二人はこの地にあるモンテ・ダッローラという名の畑を購入、オセレタやクロアティーナといった古代種を植え、カンティーナを新築し、自らの蔵元を始めた。
畑における仕事は全て手作業にてなされ、冬の剪定では最も重要な枝のみを残し、4-5 月には風通しと日照の為の新芽の刈り取り、 7 月には最も日照条件の良い最良の房のみを残す徹底したグリーンハーヴェストが行われる。
化学肥料の使用は行わず、有機農法で採用される銅剤及び硫黄剤のみ使用。
地中 30-70cm には粗構造のモレーン層が広がる為、根は地中深く広がり最下の岩盤層に到達し、夏季には水分を補い、雨季には水分のバランスを保ち過剰水分を地下に排出される。
テラス状に広がる樹の配置は人の手によるもので、過去 2000 年に及ぶ絶え間ない営みの結果である。
サン・ビエトロ・イン・カリアーノ周辺の他の畑では、ヴァルボリチェッラやヴァルボリチェッラ・スベリオーレが造られており、前者 はフルフレーバーでなめらかな早飲みワイン、後者は少なくとも 1 年間バリックにて熟成されるストラクチャーのある 1 本。
凝灰質岩盤層をくり抜いて造られた特別なセラーでは、レチョートやアマローネの熟成の為の理想的な温度と湿度を実現している。
レチョート及びアマローネに使われる最良のぶどうは、日照条件がよく石灰質・泥灰質土壌のモンテ・ダッローラにて収穫される。

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