ガ・ガ 2022
国:France (フランス)
地域:Bordeaux (ボルドー)
品種:Merlot (メルロ) 50%
Cabernet Franc (カベルネ・フラン) 40%
Cabernet Sauvignon (カベルネ・ソーヴィニヨン) 10%
タイプ:Red (赤)
栽培:ビオロジック
認証:AB、ユーロリーフ
SO2:10mg/L
度数:13.5%
インポータコメント
古木のブドウ木からフィネスを表現したドメーヌのトップ・キュヴェ。
キュヴェ名の「GAS GAS ガ・ガ」とは、サラエヴォ出身の作曲家 Goran Bregovic ゴラン・ブレゴヴィッチの曲のタ イトルです。
シャトーでは収穫の時に、この曲を流しながら作業をしているそうです。
シャトー・ブランドーでは、70 年 代から世界中から集まってくるウーファーのワイン好きやソムリエ、旅行者などを受け入れてきました。
このキュヴェは 彼ら「ウーファー」に捧げたキュヴェです。
エチケットは、ウーファーの一人がデザインしたもので、収穫の打ち上げで焚火の周りで皆で踊っているエネルギーに溢れた光景です。
淡いルビーレッドの色合い。
オリーブやブラックベリー、湿った土やキノコ、 スレートなどの香り。
とてもエレガンでフレッシュな口中にはカシスやレッドベリー、スグリを思わせる心地良い風味が感じられる。
フィニッシュにはスグリのニュアンスとともにエレガントで長い余韻が続く。
■生産者
Chateau Brandeau (シャトー・ブランドー)
本拠地:フランス・ボルドー
ベルギー出身の Julien Voogt ジュリアン・ヴォーグ(写真上の左)は、ニュージーランド、 カナダ、ガーナ、中央アメリカ、モロッコ、アジアなどの世界各国を放浪したナチュラリストです。
その後、ボルドーで醸造とブドウ栽培を学ぶうちにワイン造りに目覚めました。
ジュリアンはポムロールのシャトー・クリネで研修。
その後、サンテミリオンで 1990 年代からビオディナミを実 践しているシャトー・メイラのミシェル・ファヴァールの下で約 2 年間修行しました。
既に妻と子 供がいたジュリアンは、自分でワイン造りができる畑がないかフランス中を探し回っていました。
その時に出会ったのが今のシャトー・ブランドーの畑の所有者であるキング氏(写真上の右) でした。
キング夫妻は、フランスの他の地方に比べてビオロジックへの転換が遅れていたボルドーで、 1990 年からビオロジックでブドウを栽培。
既に 1993 年にはエコサートによってビオの認証を受けていました。
ジュリアンは、引退するキング氏からフェルマージュ契約で畑を借り受けて、 2015 年からナチュラルワイン造りを始めました。
世界を放浪したジュリアンらしく、シャトー・ブ ランドーにはオーストラリア、カナダ、アイルランド、オランダ、メキシコなど世界中の年齢も性別も国籍も異なる様々な人達がウーファー(として手伝いに来ています。