ワイン・ショット 2022
国:France (フランス)
地域:Jura (ジュラ)
品種:Chardonnay (シャルドネ)
Savagnin (サヴァニャン)
Pinot Noir (ピノ・ノワール)
Trousseau (トゥルソー)
Hybrid (ハイブリッド)
Poulsard (プールサール)
タイプ:Pink (ロゼ)
SO2:無添加
度数:12%
インポータコメント
ドメーヌラベル。
全ての葡萄を合わせて全房で3週間マセラシオン。
グラスファイバータンクで8ヶ月間の発酵と熟成。
やや淡いサーモンピンクの色合い。
すももやネクタリン、姫りんご、さくらんぼ、クランベリーなど果実の香りに、バラの花の華やかな香りが加わります。
白ワインのように軽快感のある清らかな飲み心地で、華やぎのある甘酸っぱい果実味に旨味が溶け込み大きく広がります。
僅かに揮発酸を感じますが、香り豊かな果実の風味や酸と調和しておりバランスが保たれています。
アフターにかけてピンクグレープフルーツを想わせるほろ苦い風味が重なり、締まりのある印象が伺えます。
■生産者
Les Barbatruks (レ・バルバトラクス)
本拠地:フランス・ジュラ
作り手:マキシム・ランネイ&イザベル・デライエ
ドメーヌは2017年3月にマキシムと妻のイザベルと共に設立。
マキシムは醸造や栽培などとは無関係の家庭で育ちましたが、ワイン造りに興味を持ち、数年間Domaine Villetで働きました。
そこでは葡萄畑の仕事の価値と正確さを学びました。
その後、Alice Bouvotで2年間働き、アリスの素晴らしい味覚と知識によって、醸造についての多くのことを学びました。
現在はモンティニーやアルボワ、ピュピアン、モンマランなどに合計0.8haの畑を所有しています。
そのうち約60%がシャルドネ、その他はサヴァニャンやプールサール、セイベル、ピノ・ノワール、ガメイなどを栽培しています。
2020年からネゴシアンも始めており(レ・バルバトラクス)、アルザスやローヌなどの葡萄を使用し醸造も行っています。
葡萄畑の仕事は殆ど手作業で、できるだけ病気に対する散布も少なくしています。
収穫も手摘みで行い、葡萄畑で選果して、手動の垂直プレスを使用。
純粋なぶ葡萄ジュースを得る為にプレスは優しくゆっくり、発酵は野生酵母で行います。
殆ど全てのキュヴェはポンプを使わず、瓶詰めも重力によって行われ、亜硫酸も添加していません。
栽培から瓶詰め等に至るまで、丁寧に手作業で行うことを意識しています。
まだ生産者として経験という歴史が浅く、収穫の状況も毎年同じではないため、造られるキュヴェも様々です。
基礎にあるのは常に飲み易くあることで、実験的な挑戦も行いながらより希望に近づけるよう努力しています。
彼は中学時代、ラタ・ポワルのラファエル・モニエの(当時中学校の社会科の教師)教え子だったそうです。
ラファエルは、まさかマキシムがヴィニュロンになるとは不思議な縁だねと笑顔で語っていました。