チロル 2024
国:Japan (日本)
地域:Miyagi (宮城)
品種:Chardonnay (シャルドネ) 35%
Delaware (デラウェア) 31%
Red Millenium (レッドミルレンニューム) 25%
others (その他) 9%
タイプ:White (白)
度数:11.5%
インポータコメント
毎年ご好評いただいているcirol。
2022年は大野農園さんのフィールドブレンド白バージョンといえるセパージュ、2023年は、現在山形各地で契約している農家さんの精鋭部隊のいいとこ取り、そして2024年は、大野農園さんと、大野さんの元で研修を積まれ、大野さんより圃場を分けてもらった農家さんで構成している、大野農園ファミリーワインに仕上がっております。
NECOシリーズに限らず、ワインのクオリティが上がっていくことは偶然ではありません。
農家さんとの関係性が年数を重ねるごとにより密になったり、それぞれの農家さんから後継ぎが出てきたり、研修を終えられた方々が新しく始まったり。
工作放棄地や、過疎化の問題とは裏腹に、たくさんの希望が持てるシステムになりつつあります。
結果、年々ぶどうの品質が向上し、ワインの品質もそれに伴い向上していることの証だと思っております。
シャルドネやメルローなどのワイン専用ぶどうの単醸ももちろん素晴らしいですが、日本特有のぶどうとワイン専用ぶどうを組み合わせたアッサンブラージュは、海外ではない日本ならではも表現方法だと思っています。
“日本の白ワインを日本の食卓で”という既成概念に捉われることなく、日本らしさを追求するこのチロルは、国内外でも評価が高いワインです。
私たちは、どちらが良いとか悪いとかではなく、両方とも大切にこだわっていければ
と思います。
◯味わい :りんご、ライチ、バラやアーモンドの甘い香り
◯シーン :食前酒や、昼下りの一杯に
◯温度帯 :8〜12℃
◯グラス :末広がりのチューリップグラス
◯お料理 :魚介のマリネ、豚肉大葉巻き、じゃがいもの冷製スープ
◯飲み頃 :今〜2029年
◯飲みきり:抜栓から5日ほど
■生産者
Fattoria AL FIORE (ファットリア アルフィオーレ)
本拠地:日本・宮城
私たちは、宮城県川崎町で2015年からワインをつくっている農場=Fattoriaです。
蔵王連邦の麓にあるこの町はとても穏やかで、静かで、心地よい土地です。
畑と田んぼ、山と湖、小さな商店街とあたたかい人々。
訪ねてくださった方々が、この町の良さを感じてくださる時は本当にうれしいです。
「AL FIORE」は、代表の目黒浩敬が2002年仙台市内に開いたイタリアンレストランの名前です。
日本語で「一輪の花」を意味するAL FIOREということばには、
みなさんを魅了する一輪の花が、やがてタネをこぼし、
いつかお花畑のように、もっともっと多くの人々の幸せへと広がるように
という願いが込められています。
私たちのワイナリー「Fattoria AL FIORE」の活動は、レストランから始まった
AL FIOREの次のステージである「お花畑」の基盤をつくる第1歩です。
ワイン造りを通してご縁をいただいた素晴らしい仲間たちの活動を応援(支援)できる存在でありたいと思っています。
2014年、最初の畑を開墾した川崎町安達の周囲は耕作放棄と過疎化が進んでいました。
ここを人が集まる場所にできないだろうか? と考え、農園を開いてぶどうの樹を植え始めました。
志を持ったたくさんの人が集い、
誰もが対等な立場で、自然の恵みをいただきながらものを創造し、
その喜びをさらに多くの人と分かちあう状況をつくる。
この想いが私たちの活動の原点です。