[3760] Metamorphoses 2022 Les Gragnotes / メタモルフォーズ 2022 レ・グラニヨット

4,700円(税込5,170円)

メタモルフォーズ 2022

  国:France (フランス)
 地域:Languedoc (ラングドック)
 品種:Muscat Petits Grains (ミュスカ・プティ・グラン)
    Muscat d’Alexandrie (ミュスカ・ダレクサンドリー)
タイプ:Orange (オレンジ)
 度数:11%

インポータコメント
ワイン名は、オレンジワインの醸造プロセスに由来しています。
ブドウはマセラシオン中に変身 (メタモルフォーゼ) して、白からオレンジに変化します。
エチケットには、幼虫から美しい蝶への変化を象徴する昆虫である蝶が描かれています。
ボトルの中を舞う澱が光と反射して蝶のように美しいワインです。
それぞれのブドウを全房でステンレスタンクに入れ足で粉砕し、1週間マセラシオンしています。
そして6ヶ月タンクで熟成させ、瓶詰め前にごく僅かにSO2を追加しています。
オレンジの花、ハチミツ、そしてフレッシュなアプリコットを思わせる軽やかな香りが特徴です。
味わいは豊かかつまろやかで、花のアロマ、ライチ、そしてほんのりとした塩味が広がります。
フィニッシュには、甘くてほろ苦いシトラスのコンフィのアクセントが感じられます。
なお、このブドウの区画は今回のワインを最後に収益性の観点から手放すことにしたので、残念ですが最後のヴィンテージとなってしまったとのことです。


■生産者
Les Gragnotes (レ・グラニヨット)
本拠地:フランス・ラングドック
作り手:ブノワ・ギヨ、エリカ・マゼア

グラニヨットは地元の方言であるオック語の”カエル”を意味します。
彼らはコルビエールの玄関口である小さな村・パジオルに構えています。
エリカとブノワは、ワイン造りを始める前は全く別の仕事をしていました。
ローヌ=アルプ地域圏のリヨン近くに住んでおり、エリカはイベント会社、ブノワはスポーツのタイム計測の仕事をしていました。
ワインとの唯一のつながりは、エリカの曽祖父がパジオルにブドウ畑を持っていたことです。
しかし古い家と土地があるだけなので、休暇の時にしか利用していませんでした。
2017年、彼らはエリカの家族が誰も世話できなくなったブドウ畑と家を売ろうと考えていることを知りました。
ブノワは自然と共存する田舎暮らしの絶好の機会だとエリカに呼びかけ、果物や野菜を育てて、ブドウを売ることを考えました。
しかし直後に運命を変えるワイン生産者たちと出会い、生産者への道を志すことになります。
彼らを生産者に導いたドゥ・メナやラ・ヴォルタ、ポック・ア・ポックは4年経った今でもサポートしてくれています。
1年足らずで160平方メートルの酒蔵の建設に投資し、樽でグルナッシュ、カリニャンの醸造を行いました。
この最初のトライアルはモチベーションとなり、翌2018年に最初のミレジムを生み出すことができました。

農業
ブドウの木のほとんどは樹齢50年以上で、100年以上のものもあります。
2017年に設立されて以来、彼らはブドウ畑の有機栽培の開発に取り組んできました。
生物へ最大限配慮する為に、近い将来はビオディナミ農法に移行することを望んでいます。
殺虫剤と化学肥料の使用を制限しており、ブドウ品種のシラー、グルナッシュ、カリニャン、ルドネール・プリュ、マカブー、グルナッシュ・グリ、グルナッシュ・ブラン、ミュスカの最高のものだけを選別しています。
収穫目標を高く設定しなくても経済的に持続可能になるよう計算しており、たとえ悪い年があったとしても、歩留まりが低くなることを考慮しているので、それほど影響は受けることはないと言います。
機材の一部は他のワイン生産者と共有し、栽培について彼らからのアドバイスをもらっています。

ワイン造り
収穫したブドウを手作業かつ厳密に最適なブドウを選別しています。
発酵は、自然酵母を使用しています。
彼らのワインは人工的に「操作」されておらず、逆浸透、瞬間殺菌、ろ過などは行っていません。

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