ヴォワイヤージュ 2022
国:France(フランス)
地域:Alsace (アルザス)
品種:Chasselas (シャスラ) 2/3
Muscat (ミュスカ) 1/3
タイプ:White (白)
栽培:ビオディナミ
認証:ユーロリーフ、AB
SO2:無添加
度数:12%
インポータコメント
植樹:シャスラ1980年代、ミュスカ1970年代
位置:シャスラ、ミュスカともに東向き 土壌:粘土石灰質
大樽で発酵、 大樽で12ヵ月間熟成
熟成の途中で2つの品種をアッサンブラージュ
複数品種、時には複数ヴィンテッジをアッサンブラージュして造るキュヴェ。
このアッサンブラージュから造られたワインは、テロワールの空間と時間の旅に誘うことから、voyage=旅というキュヴェ名を連想し名付けた。
醸造方法は毎年変えるつもりで、マセレーションすることもある。
2022VTはダイレクトプレス。
■生産者
Pierre Frick (ピエール・フリック)
本拠地:フランス・アルザス
1970年にビオロジック、1981年にビオディナミを開始した、アルザス有機農法の先駆者。
当主ジャン・ピエールは、コルマールの南、ファッフェンハイム村にあるブドウ農家の12代目。
長年の真摯なビオディナミ栽培により力強さを備えたブドウ樹には生命力が吹き込まれ、近年はボルドー液の使用も大幅に低減した。
12haの自社畑の一部は、ブルゴーニュと同じジュラ紀ドッガー時代(バトニアン期、バジョシアン期を含む)の魚卵状石灰岩も豊富。
醸造時は、白品種も全て全房でプレスし、100年以上使い続ける30hlのフードル(大樽)で熟成。
1988年以来、補糖を一度も行っていない。
複数ある亜硫酸無添加キュヴェには立体感ある舌ざわりがともない、触覚的なテクスチュアが現れる。
信条は、「ブドウの樹は、天と地をつなぐ架け橋。ワインの本質とは審美的なものであり、それは芸術の一分野を占めている。ワインは自然への愛と、畏怖の念が刻印されるべきものである」。