ル・シロンス・エ・ラ・レゾナンス 2023
リリース待ち
YURA全体でお一人1本でお願いいたします。
国:France(フランス)
地域:Alsace (アルザス)
品種:Riesling (リースリング)
タイプ:White (白)
栽培:ビオロジック、ビオディナミ
度数:12.5%
インポータコメント
【収穫年の天候や気候】
2023年は例年以上に日照量が多く、高い熟度の葡萄がとれたが、同品種でも区画毎の成熟速度のバラツキが大きく、収穫日の決定が非常に困難となった。
発酵速度のばらつきも大きく、リースリングに関して10ヵ月間発酵がつづいた、醸造・栽培ともに非常に困難な年であったが、できあがったワインはボリュームと酸のバランスがよく、太陽の年を連想させる味わいとなった。
【熟成方法と期間】
圧搾後、10度まで温度を下げ一晩放置。
デブルバージュ後500L樽、ステンレスタンク、セラミックタンクの3つに分けて野性酵母にて発酵。
10ヵ月間シュール・リ熟成、樽熟成のものは数回バトナージュをかける。
亜硫酸についてはMLFが終わるまで一切添加しない。
オリ引き後、アッサンブラージュさせ2ヵ月間さらに熟成。
【コメント】
抜栓直後は柑橘系とジンジャーの香り。
時間と共に熟れた桃の香りがあがってくる。
飴玉が口の中で溶けだすように酸と甘味が広がる。
温度は12〜14度ぐらいの少し低めの温度からスタートし、ゆっくりと温度をあげながら香りの変化を楽しいんでほしい。
オーセンティックなタイトな味わいのアルザスリースリングとは異なり、ふくよかで角のない味わいが特徴的。
■生産者
YURA (ユラ)
本拠地:フランス・アルザス
造り手:由良 仁太郎
アルザス在住の日本人生産者。
2012年からアルザスで醸造・栽培に携わり2020年に独立。
現在はDomaine Grossの醸造所と畑を借りワインを製造しており、 将来的に個人で畑とワイナリーの取得を目標としている。
ビオロジック、ビオディナミで管理された葡萄のみを使用。
粘土石灰質土壌から生ま れるワインを好み、 伝統的なアルザスのスタイルにとらわれず、新参者だからできる新しいスタイルにチャレンジしている。
多くの種類のワインは造ら ず、品種とキュベ数を絞って品質をあげる事にエネルギーを注ぎ込んでいる。