ペティヤン・ロゼ ラ・ブロス 2023
国:France (フランス)
地域:Loire (ロワール)
品種:Gamay (ガメイ)
Cot (コ)
Cabernet Franc (カベルネ・フラン)
タイプ:Pink (ロゼ) 、Petillant (ペティアン)
栽培:有機栽培
度数:11.5%
インポータコメント
樹齢:2005年
位置:標高112m
土壌:粘土質、シルト質
24時間マセレーション、グラスファイバータンクで醗酵
適切な残糖分になったところで瓶詰、1年後デゴルジュマン
La Brosse:ブラシ。
淡い色のロゼスパークリング。
デゴルジュマンをしているので、澱はない。
■生産者
Thomas Puechavy (トマ・ピュエシャヴィ)
本拠地:フランス・ロワール
ワインを造り始める2019年までは、トマは長らく音楽に情熱を注いで来た。
2003年〜2016年まで、「Moriarty」というバンド名で活動(ハーモニカ担当)。
フランス各地でのコンサートの際には、しばしばワインの産地を訪れ、時にはワインの造り手の元に滞在し、コンサートツアーのオフ・シーズンには、ワイナリーでの仕事を手伝ったりもしていた。
バンドが活動休止にあたり、ロワールはアンボワーズの醸造学校に入学。
パリ出身のトマだが、子供の頃から家族でロワール渓谷(ソローニュ)を訪れており、食卓にはよくロワールワインが並んでいたこともあり、トマもロワール川流域のワインに親しみがあった。
ヴーヴレ地区にシュナン・ブランの畑を3ha購入し、畑の植え替え、栽培方法の改良を行いつつ、ワイン造りがスタートした。
見事なのはセラーで、石切り場でもあった洞窟がそのままセラーとなっており、温度・湿度ともに理想的な環境。
住居も併設されており、2人の子供たちにもワイン造りをしているところを見せたいと考えていたため、住居とセラーが一緒になっていることは、トマにとっては必須条件だった。
醸造では瓶詰時の亜硫酸添加あり。
濾過をしないので、細かな澱が瓶底に沈んではいるが、味わいにはくっきりとした輪郭と透明感があるのがトマのスタイル。
エチケットのデザインは、音楽活動時代からコラボレーションをしている、写真家の友人クレモン・ドゥーヴによる作品。