レッド・ディア 2022
国:France (フランス)
地域:Loire (ロワール)
品種:Cabernet Franc (カベルネフラン)
タイプ:Red (赤)
度数:12.5%
インポータコメント
粘土・シレックス土壌で育つカベルネフランを全房で醸し後プレスし、グラスファイバータンクで発酵し225Lの古樽で熟成しました。
パープルガーネット色の外観、プルーンやカシス、ブラックチェリー、乳酸発酵由来の香りが拡がります。
チェリーの果実味を感じるアタック、中程度のタンニンと酸味が嫌味なく、まろやかな味わいに変化していきます。
■生産者
Jeremie Choquet (ジェレミー・ショケ)
本拠地:フランス・ロワール
ロワールに又、新しい生産者が誕生しました。
Jeremie Choquetは1983年6月9日生まれ。
Toursの近くにRocheという美しい街がありますが、そこの農業学校を卒業の後、2009年にThierry Puzelatの友人でアンジェでBIOを実践するパスカルの所で1年醸造所の仕事をしました。
2010年〜 2014年はDomaine des Pins Soing en Sologne と言う食肉の関係の会社で仕事をしながらワイン造りの準備をしておりました。
2015年に近所のワイナリー、Domaine de la Gaudronnieireの15haの畑の仕事をしておりました。
そのオーナーが持つ畑の6haをジェレミーが借りる事になりました。
そして2015年から完全ビオにしました。
1.6ha Pinot Noir、 0.80ha Cot、0.40ha Gamay そして2019年から2.3haのSBを借りました。
奥様のBlandine Flochは1986年9月17日ロワール生まれ。
アンボワーズの醸造学校を出た後、Thierry Puzelat氏やLes Vins Contesの所で働き、2人は2015年に出会いました。
そして一緒にワイン造りをする事になります。
畑の仕事は主にジェレミーが中心、そして醸造はBlandineが行います。
彼女はきちんと醸造学を学び、そしてナチュラルワインのTopの生産者の所で実践した経験の持ち主。
でもそれ以上にとても感性が豊かで2018年の最初のリリースから素晴らしいワインを造りました。とっても吃驚です。
私は2010年と2015年にPinot Noirを植え、同じ2018年から造っていますが、技術は彼女の方が上のようです。
私の畑がまだ赤ちゃんのせいもありますが、初っ端からこんなワインを造っちゃうなんて・・・やきもちすら覚えちゃいますね(笑)
ロワールはブルゴーニュではありませんから、なかなかPNは難しいのですが、彼女のPNは私の目指すロワールのPNに近いです。
最近、素晴らしい女性醸造家がどんどん誕生しますが、醸造は女性の方があっているのかもしれませんね。
8ケ月前に男の子が誕生。
2019年の秋は赤ちゃんを抱えながら醸造しました。
本当に逞しい女性です。
将来が楽しみです。