トリオ 2022
国:France(フランス)
地域:Alsace (アルザス)
品種:Pinot Gris (ピノグリ) 50%
Sylvaner (シルヴァネール) 25%
Riesling (リースリング) 25%
タイプ:Orange (オレンジ)
土壌:粘土、泥土、石灰
栽培:ビオディナミ
認証:ユーロリーフ
SO2:無添加
度数:12.5%
インポータコメント
手摘みにて収穫。
30%全房同時日に収穫し、15日間醸す。
プヌマテックプレス5時間。
フードル樽にて10ヶ月熟成。
オリ引きは瓶詰前まで行わない。
2022年は量、質ともに満足のいく葡萄を収穫する事ができた。
しかし2022はアルザス全体で健全に発酵させるための野性酵母の数が少なく、馬小屋の香りをつけてしまうブレタノミセスが多く果皮に存在した、亜流酸無添加での醸造がきわめて困難な年であったが、醸造中に亜流酸の使用を避けたい為、発酵中果汁のテイスティングの時間を例年より多くとり、慎重に亜硫酸の添加の有無やマセレーションの期間などを決定した。
ナチュラルに醸造するには非常に困難なヴィンテージであったが、できあがったワインは力強さがあり、熟成のポテンシャルを秘めている。
やや濁りのある澄んだ橙色。
パッションフルーツやシナモン、スウィーティー香り。
角の取れた特徴的な酸味と、ネクターのようなよだれの出る旨味が印象的。
焼き鳥などの日本食との相性も良い。
■生産者
Domaine Gross (ドメーヌ・グロス )
本拠地:フランス・アルザス
当主であるVincentの曾祖父であるHanry Grossが1950年に1.5haの畑を購入。
当時は栽培した葡萄を販売し生計を立てていたが、1965年から祖父のLouis Grossがワインを 造りはじめる。
1980年にVincentの父であるRémy Grossが現在のワイナリーをDomaine Gross設立、畑は2.5haまで増える。
南仏やアルザスのクライデンヴァイスでの研修を終えたVincent Grossが2006年より醸造、栽培に加わり直ぐさまビオディナミ農法を取り入れる。
2010年にVincentが当主に就任。
現在は畑は10haまでに増え、祖父、父、母、 Vincent(現在37歳)の三世代でワインを造り続けている。
畑の多くは粘土、泥土、石灰。アルザストップのミュスカが生産されるGC Goldertを所有している。
品種本来の香りを 引き出しテロワールを最大限に表現すること重要視している。
エチケットはVincentの息子のLouis君と娘のCharleneが描いた。
毎年エチケットのデザインが変わる。