タ・プセ・ル・ブション・トロ・ロアン 2021
国:France (フランス)
地域:Rhone (ローヌ)
品種:Grenache (グルナッシュ)
Syrah (シラー)
Cinsault (サンソー)
Carignan (カリニャン)
タイプ:Red (赤)
栽培:ビオディナミ
SO2:
度数:12%
インポータコメント
このキュヴェの名前は南フランス発祥のスポーツ「ペタンク」から来ており「やり過ぎちゃった!」という意味で幅広く使われています。
飲み過ぎ注意のワインです。
アペロや友人とのペタンクに最適で、エチケットはペタンクを表現しています。
最終的な完成イメージとしてボディとタンニンを求めていた為、全品種を全房で3週間マセラシオンを行います。
醸造後はセメントタンクで2 年間熟成させています。
ブラックベリーやカシスなどの黒い果実のアロマが力強く表現されてます。
加えてタバコやカカオの香りといったの熟成されたシラーの特徴も引き出されています。
16〜19°Cの温度帯で飲むのがおすすめです。
■生産者
Le Petit Oratoire (プティ・オラトアル)
本拠地:フランス・ローヌ
ロリ・ハオンは、若い生産者でアヴィニョンからそれほど遠くないヴァリギエールに2015年にプティ・オラトアルを設立しました。
ロリはワイン造りを始めるために小さなブドウ畑を探していました。
彼の父親は、すでに有機認証を受けている15haのブドウ畑をEbayで見つけました。(Ebayで見つけるなんて、すごく今っぽいですね)
非常にコストパフォーマンスがよかったので、父親はなんとか返済できるだろうと、息子のために購入を決断しました。
ロリは当初、15haは広すぎると思っていましたが、ポジティブに捉えてチャレンジすることにしました。
ティエリー・フォレスティエ (モン・ド・マリーというドメーヌで日本でも人気) の助けを借りて、彼は最初のヴィンテージから本当に良い結果を残し、生産者としてのキャリアが始まりました。
ロリは有機認証されたブドウ畑でビオディナミを実践しています。
赤ワインではグルナッシュ、シラー、カリニャン、テレ・ノワール、ピックプル・ノワール、サンソー、カベルネ・ソーヴィニヨン、カラドック、ムールヴェードル、ピノ・ノワール。
白ワインではクレレット、クレレット・ロゼ、グルナッシュ・ブラン、ヴィオニエ、ブールブラン、ルーサンヌと非常に多くの品種を生産しています。
樹齢は約30-60年です。
ブドウ畑を耕すのにトラクターが使われ、収穫は小さな木箱を使用して手作業で行います。
醸造プロセスはキュヴェによって異なりますが、ブドウをそのままキューブに入れ、カルボニックマセラシオンを行うことが多いです。
その後、木製のプレス機で軽くプレスするか、足踏みで潰します。
マセラシオンは短期間で、SO2や化学薬品は全く使用しません。