ブリュタル・ババス 2023
お一人1本まででお願いいたします。
国:France (フランス)
地域:Loire (ロワール)
品種:Chenin Blanc (シュナンブラン)
タイプ:White (白)
栽培:有機
度数:11%
インポータコメント
ナヴィーヌの区画の葡萄は80%、ジョセフ・アンヌ・フランソワーズの区画の葡萄を20%使用。
それぞれ別々にダイレクトプレスした後にブレンド。
ファイバータンクで5ヶ月間の発酵と熟成。
僅かに濁りのある中程度の黄色。
黄桃やプラム、アプリコット、やや硬めのパイナップル、マンゴーといった果肉感あふれる果実に、白い花、黄桃の核などの芳ばしさ、鉄分、ヨード香などのニュアンスが加わります。
瑞々しく清らかなタッチで、熟した豊かな果実味にキレのある酸がメリハリを与えながら、口中へと広がります。
フルーティーでフレッシュな風味を保ちながら、徐々にコクや奥行きをもたらす芳ばしさが重なり、時折感じられる塩味がアクセントとなり抑揚をつけ、充実感が増していき旨みが長く残ります。
■生産者
Les Vignes de Babass (レ・ヴィーニュ・ド・ババス)
本拠地:フランス・ロワール
2010年に解散したグリオットの生産者2人のうちの1人です。
成長著しい彼らの会社は、やがては税金対策のため設備投資を増やすことになり、その設備を稼働させるためにブドウを他からも購入し、自分たちがコントロールできる範囲を超えて不本意な手順でワインを造ることになるかも知れないと判断し惜しまれつつも解散となりました。
それぞれ別の蔵元を立ち上げ小さなドメーヌとして再出発しましたが、二人の関係は今も全く変わっておりません。
セバスチャン・デルヴューは、18歳からブドウ畑で働きながら栽培の学校に入学、2年間在学した後に普通のワイナリーに就職しました。
そこで栽培と醸造の責任者を3年間務めました。
その当時にマルクアンジェリと出会い、ブドウの栽培とワイン造りに関して大きく影響を受け、彼のようなワインを造りたいといった気持ちを抑え切れず退職、自身のワイナリーを立ち上げる準備を始めました。
グリオット時代から引き継いだ畑から徐々に増え、現在は約4.2haの畑を所有しております。
セバスチャンは生産者達の中では兄貴的存在で、面倒見が良くとても慕われています。
彼から紹介した貰った生産者も多く、私達からも信頼のおける生産者の一人です。