[2880] Rage Against the Bomboche 2022 La Bonne Pioche / レイジ・アゲインスト・サ・ボンボッシュ 2022 ラ・ボンヌ・ピヨッシュ

3,600円(税込3,960円)

レイジ・アゲインスト・サ・ボンボッシュ 2022

  国:France (フランス)
 地域:Sud-Ouest (シュド・ウエスト)
 品種:Duras (デュラス) 80%
    Braucol (ブローコル) 10%
    Cabernet Sauvignon (カベルネ・ソーヴィニヨン) 10%
タイプ:Red (赤)
 SO2:瓶詰め時に必要最小限
 度数:14%

ヨアンが高貴品種と考えるベルジュラックの地場品種デュラス主体の赤
造り手より
私はデュラスが世界最高の品種の 1 つであると思っています。
今日素晴らしいワインバーでは、ピノやシラーを味わうことが多いですが、私はそこにデュラスを加えるべきだと思っています。
このキュヴェには、ヴィンテージの個性が見事に反映されています。
非常に熟した果実味からは 太陽を感じることができます。
セミ・マセラシオン・カルボニックによって、グリオットやイチゴのノートが感じられる美食のワインが生まれました。
ワインのフィニッシュには、この品種の特徴である胡椒のノートが感じられます。
キュヴェ名の『レイジ・アゲインスト・サ・ボンボッシュ』とは、1990 年代のアメリカのロック バンド、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン(Rage Against the Machine)の名前をもじったものです。
Bomboche ボンボッシュとは、祖父の時代の人が使っていた古いフランス語で「パーティー」を意味する言葉です。
直訳すると「パーティーに対する怒り」になります。
なぜこんな名前を付けたかというと、新 型コロナで外出制限になっていたある日、一人の老政治家がテレビで「もうボンボッシュ(パーティー) を止めろ!」と国民に怒鳴ったのです。
この発言は、「どの口が言うのか!ボンボッシュ政治家が!」 と多くのフランス人のひんしゅくを買いました。
ワインは仲間と一緒に楽しむものです。
国民感情から遠くかけ離れた年老いた政治家が、フランス人からパーティーの楽しみ奪うことはできません。
そこで、 私は『ボンボッシュ(野郎!)に対する怒り』と名付けたのです。
この名前は大成功でした。
私とすれ違う多くの人が「あ~、あのボンボッシュを造ってくれた人ですね」と言ってくれるからです(笑)


■生産者
La Bonne Pioche (ラ・ボンヌ・ピヨッシュ)
本拠地:フランス・シュド・ウエスト

ラ・ボンヌ・ピヨッシュはフランス南西のアンディヤックにあるドメーヌです。
造り手のヨアン・ルジエは、妻がアメリカ人であったため、当初アメリカでソムリエをしていました。
そこで、世界中のありとあらゆるワインを試飲したヨハンは、ナチュラルワインに強く引き付けられていきました。
土地とそこに根差した食、そして自然を愛する二人は、フランスに戻ってドメーヌを設立。
ヨアンは標準化されたワインにうんざりしていました。
クラシックなものや、居心地の良い場所から抜け出して、ちょっと変わったワインを消費者に提供したいと考えていました。
そこで、自身の感性のおもむくまま、そしてブドウが自発的にどうなりたいかに寄り添ってワイン造りをしています。
今回、ヨアンが手掛けたのはモーザックのペット・ナットとオレンジワイン。
これまでの南西のワインにはないユニークな個性を備えたワインが誕生しました。

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