クルィ 2019
国:Spain (スペイン)
地域:Cataluna (カタルーニャ)
品種:マンドー
スモイ
バルトロル
ガルッ
ガルセンク
タイプ:Red (赤)
栽培:ビオロジック
SO2:無添加
度数:12.1%
インポータコメント
ワイン名の由来
クルィ=昔、ぶどうを入れる木の桶にぶどうを保護するためにかぶせた麻縄で作られたゴザのこと。
石灰を含む岩の発酵槽により酸が穏やかで豊かなミネラルを感じることができる。
少しガスと甘やかさが残るものの、内に秘めたるタンニンをバシバシと感じる!
長熟によりあらゆる要素が解け、美しく化けるポテンシャルを感じる。
■生産者
VINYAS DEMPREMTA (ビニャス・デンプレンタ)
本拠地:スペイン・カタルーニャ
ジェラールと父イシドラが 2011年に起ちあげた
「ビニャス・デンプレンタ」
(=足跡・痕跡の意味。昔の人たちがやってきたことの足跡をたどる、という思いから蔵元名に。)
自然や畑仕事を愛するイシドラは25年前に小さなぶどう畑を購入、趣味でワインを造っていた。
小さい時から、そんな父に連れられて山歩きや野菜作り、ぶどう収穫と自然に触れるのが大好きだったジェラール。
次第に父が携わるぶどう栽培、ワイン造りに興味を持ち、エンジニアの仕事をしながらも 2011年から二人で蔵を立ち上げた!
【ふたりで共有しているコンセプト】
1‐フィロキセラ以前には多様に存在した土着品種の復活
2‐アクセスは悪いが、素晴らしいテロワールがある森の斜面と石塀斜の段々畑(昔の風景)を復活させる
3‐肥料は使わず自然農法で草木に囲まれた生態系豊かなぶどう畑を取り戻す
4‐ナチュラルなワイン造りをする
エチケットにもあしらわれている蔵元ロゴは、畑を囲む森で見つけた岩に彫られた溝の形状を表す。
これは、このエリアで自生するケードネズという針葉樹の実を蒸留して精油を採るための道具で、
昔から民家療法として利用されていた伝統を大切にしたい思いから。