ザンクト・ラウレント・ヴォン・ドルフ 2020
国:Austria (オーストリア)
地域:Burgenland (ブルゲンランド)
品種:St.Laurent (ザンクト・ラウレント)
タイプ:Red (赤)
土壌:砂利の多い褐色土
栽培:ビオディナミ
認証:ユーロリーフ
度数:12%
インポータコメント
Stラウレントは、長い伝統を持つ品種。
現地ではピノ・ノワールと不明品種の自然交配であると信じられ、赤の地場品種としては最も栽培&醸造が難しい品種。
“vom dolf”は「村から」の意味で、村名クラスのワイン。
濃いルビーガーネット色。
ブルーバリー、ラズベリーなどの赤い果実とスミレの花とスパイスの香り。
果実委は豊富ですが素朴でエレガント、柔らかくて繊細なワイン。
ジューシーさと程よい酸、なめらかな口当たり。
シルキーなタンニンが印象的でエレガント。
ピノ・ノワールが好きな方は一度飲んで頂きたい赤ワイン。
■生産者
PITTNAUER (ピットナウアー)
本拠地:オーストリア・ブルゲンランド
作り手:ゲアハルト・ピットナウアー
ピットナウアーは、自分が愛飲していたワインの中に、一貫性や共通のテーマがあることに気づくまでは、栽培理論なしでワイン造りを行っていました。
もし、彼が自分の飲んでいるワインがビオディナミで造られていることに気づいていたとしたら、彼のワイン造りは、もっと早く変わっていたことでしょう。
年月が経ち、ビオディナミのことを知ったピットナウアーは、妻のブリジットとともに、15ha(半分は自分のもとで半分は借りた土地)を生きたワインを造るために、独自のオーガニック精神で手入れをはじめます。
堆肥を与えるところから収穫までのすべての作業はマニュアル通りに行われ、カレンダーはなく、彼をあせらせるものは何もない。
ブドウの完璧な成熟がもたらす味わい。
きれいなブドウを選んで、ヴィンテージのコンディションに応えたワイン造りをセラーで行っています。
空気式圧搾機、温度調節付きのスチールタンク、そしてポンプなど最新技術。
彼の造るワインは、ピュアでフレッシュな果実味が特徴です。
ピットナウアーは、それぞれのブドウ品種がもつ、わくわくするような、ユニークな声やテロワールがはっきりと聴こえてきそうなワインを造っています。