サング・デ・コニール 2022
国:Spain (スペイン)
地域:Cataluna (カタルーニャ)
品種:Carignan (カリニャン) 90%
Grenache (グルナッシュ) 10%
タイプ:Red (赤)
SO2:無添加
度数:14.5%
インポータコメント
22年は寒い冬と高温で雨の降らない夏、9月22日の収穫時も乾燥していました。
カリニャンとガルナッチャを除梗し7日間醸し後プレス、 ステンレスタンクで発酵・熟成しました。
濃いブラックガーネット色、 プルーンやカシス、胡椒やクローヴのスパイス香、骨格のしっかりとしたギュッと引き締まったフルボディで、厚みのある味わいはコク や複雑味がたっぷりと感じられます。
■生産者
Mendall (メンダール)
本拠地:スペイン・カタルーニャ
造り手:ラウレアノ・セレス
スペイン・カタルーニャのナチュラル・ワインムーブメントを語る上では欠かせない、ラウレアノ・セレス。
フランスの造り手たちとの親交も深く、2011年からは、カタルーニャの生産者たちを巻き込んでの試飲会も企画・運営している。
ラウレアノが畑を持つ、テーラ(土地)・アルタ(高い)はカタルーニャ州の南の端に位置しており、名前の通り標高の高い、中央台地(メセタ)に差し掛かる地域である。
気温は涼しく、昼夜を問わず風が吹いているので、同じカタルーニャのワインでも、海に近い地域のワインに比べ、収穫時期も遅く、果実が過度な凝縮をすることがない。
元々は、同じ村内の協同組合で働いていたラウレアノだが、大量生産、無個性のワインを彼が造り続けられるはずもなく、亜硫酸無添加のワインを自宅兼ワイナリーで造り始める。
イノックスタンクとティナハが所狭しと並ぶ小さな醸造所だが、ワインは抑えても抑えきれないラウレアノとカタルーニャのエネルギーを体現している。